夢を持つ人
新年度だ。
「その歌ヂカラ、麗しい容姿、謙虚さと貪欲さが同居した想いがあれば、夢が叶う日も近いはず。」
新年度、1番はじめに飛び込んできた増田くんの記事、最後の1文。
数少ない舞台情報誌であるシアターガイドに増田くんはこう評されていた。
昨年度...は個人的にくるしい1年だった。
辛いとか悲しいとか苦しいではなくて「くるしい」1年だった。
特に夏はくるしい1年の中でもいちばんくるしくて
「くよくよするなよ 悩むぐらいなら ここにおいでよ」
って歌うアイドルに釣られて六本木へ勇気をもらいに行っていたことを、最近よく思い出す。
その中でいつの間にか増田くんというアイドルに心奪われ、劇場に足を運んでいた。
増田くんをみていると夢を持つ人はなんて綺麗なんだろうと思う。
そして自分がこれからどうしたいのかますます分からなくなって真っ暗闇に落ちそうな、そんな感覚になった。
対して年が変わらないのに、なぜこんなにも美しく夢を強く語れるのかと羨ましくなった。
まだまだ自分は幼いなあとも思った。
「いつか大好きなミュージカルで主演をつとめること」これは増田くんの夢だ。
多くのJr.が「デビュー」を掲げる中で、ブレずに掲げている夢。
「大好きな」っていいな。大好きなもので夢を叶えるっていいな。
そして大きな声で夢を語れるって気持ちが良いことだ。
滝沢歌舞伎2016もはじまり、なんと増田くんが好きで好きでたまらないV6、三宅くんのフライングフッキング係を担っているのだそう。
アイドル誌にはじまり、パンフレットでもV6三宅くんにラブコールしていておたくを極めるとここまで来れるのかと勉強になった。
すごいなあ。
今はとてもフラットな気持ちで、わたしももう少し夢を見て、夢を持って進んでいこうと覚悟を決めることができている。
もう回り道と寄り道をしすぎて全然綺麗じゃない、どろっどろ。だけど、わたしも好きなもののおたくを極めたい。
こうして周りに夢を持つ人がいることで見える景色は変わってくる。自分が歩いていこうと決めた道はきっと正しいものだって信じることができる。続けたもん勝ち。本気でそう思ってる。違うかな。
それは増田くんはじめ、根拠のない大丈夫を使って背中を押してくれる人たちがそばにいるからだ。
きっとあの夏の眩しくてたまらなかった時間も必要であって、六本木の地下に誰もわたしのことを知らない、最高に幸せな避難所があったことは最高に幸せだったはずだ。
失敗したら笑っちゃえばいい。綺麗事にするのは得意だし。
「くるしい」ことがあったら泣いちゃえばいい、逃げちゃえばいい。
そうしたことを胸に詰め込んで1年を過ごしていきたい。
すごい恥ずかしいことを書いてるし、思ってるけど言えるのなんて今のうちだ。
言わないとすぐなかったことにしちゃうからね、それは良くない。
当たり前の頑張るを頑張らないといけないのだ。
とりあえず最後に増田くんアイラブユー!
わたしだって「夢が叶う日が近いはず。」
なんてね。